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横浜信用金庫のカードローン審査は通りやすい?

横浜信用金庫とは

横浜信用金庫は、神奈川県横浜市にある信用金庫です。

預金規模としては1.6兆円と、それほど大きくはありませんが、有力政令指定都市である横浜市に本店を置く唯一の信用金庫です。

この横浜信用金庫も便利なカードローンを発行しており、地元顧客に利便性を提供しています。

カードローンは、急にお金が必要になった時に、近くの当金庫やコンビニでお金を引き出せる便利なカードです。

特に、信用金庫は営業エリアが狭いだけに、地域における店舗密度は金融機関の中では一番高く、利便性も高いと言えます。

横浜信用金庫は神奈川県の競争の厳しい地域に展開、利益状況は厳しい

神奈川県内には多くの信用金庫が存在しており、非常に信用金庫間の競争が激しく、隣の川崎市には有力信用金庫の川崎信用金庫があり、神奈川県内の覇権争いにも力が入っています。

横浜信用金庫のエリアとしては、横浜市の他、川崎市、大和市、海老名市、藤沢市に東京都の町田市となっています。

このエリアに61店舗を展開しているのです。

また、神奈川県内には地方銀行も横浜銀行を始めとしてたくさんあり、現在のマイナス金利時代においては利益状況が非常に苦しく、ROE(総資本利益率)は0.09%と信用金庫の中でもかなり低い状況です。

信用金庫のROEの平均値は0.25%程度であり、これでも地方銀行などと比べますと低く、横浜信用金庫の利益状況の改善はかなり差し迫った問題となっています。

横浜信用金庫のカードローンの取り組み

横浜信用金庫は、利益状況の悪さをカバーするために、他商品に比べて高い金利で市場金利に対する連動性もほとんどないカードローン事業は、どうしても取り組まなければ課題となっています。

しかも、県内の他の信用金庫との競合にも打ち勝つ必要があり、有力優良顧客の獲得が必要であり、そのような優良顧客を獲得するための戦略的なカードローンも販売しているのです。

横浜信用金庫のカードローンの種類

横浜信用金庫のカードローンは、信用金庫としての利益率を高めるための商品と優良顧客囲い込みに向けた商品に別れており、当金庫がリスクをとって発行する形もあります。

ただ、横浜信用金庫の利益率は非常に低く、リスクを冒すのはかなり無理している面もあります。

横浜信用金庫のカードローンは2種類ある

横浜信用金庫のカードローンには、2種類あり、優良顧客向けの利用限度額の大きい「カードローンきゃっする」と利益状況改善を目指す「よこしんライフワン」になっています。

体力のない横浜信用金庫としては、利益状況と競合状況の両面で生き残りがかかっており、それぞれに特色を持たせているのです。

ただ、どちらも横浜信用金庫の営業エリア内の方が対象であり、当金庫の会員資格のある人が対象になります。

早く言えば預金口座のある人が対象であり、必ずしも審査に通りやすいとは言い難いところです。

また、両商品とも期間は3年で、期間到来時に更新審査を受けることになり、大手消費者金融会社のように増枠などはありません。

横浜信用金庫のカードローン 「カードローンきゃっする」

横浜信用金庫の有力優良顧客獲得のためのカードローンがこの「カードローンきゃっする」です。

申込み条件 当金庫の会員で、20歳以上65歳未満、安定継続した収入
融資可能額 50万円~900万円(10万円単位)
融資金利 2.5%~14.5%

「カードローンきゃっする」は、融資可能額が大きくなるほどに金利も下がるように設計されており、大口の優良顧客のニーズに応える商品で、信用金庫の一般的な限度額である500万円などより大きくなっています。

すなわち、競合をかなり意識していることが伺えます。(横浜銀行でも融資可能額は1,000万円)

横浜信用金庫のカードローン 「よこしんライフワン」

横浜信用金庫の利益改善商品で、メインとなるカードローンが「よこしんライフワン」であり、「カードローンきゃっする」のように融資可能額に準じた金利の幅はありません。

申込み条件 当金庫の会員で、20歳以上72歳未満、安定継続した収入
融資可能額 10万円、30万円、50万円、70万円
融資金利 14.5%(変動金利)

融資可能額を70万円までの4タイプと抑えていますが、アルバイトやパートの方でも申込み可能で、勤続年数が短くても融資可能としています。

また、返済は一律に月1万円です。

ただ、融資申込み手数料2160円と印紙代が必要になり、金利が14.5%に固定されている点と合わせて、利益状況を改善するための収入増加策と言えます。

横浜信用金庫のカードローンの審査と特徴

横浜信用金庫のカードローンは、基本的に当金庫に口座のある方を対象にしており、顧客サービスとなっています。

但し、その割にはカードローン審査は厳しくなっています。

横浜信用金庫のカードローンの申込み方法

横浜信用金庫のカードローンの「カードローンきゃっする」は、インターネットでの申込みから契約までWEBでできます。

しかし、メイン商品の「よこしんライフワン」は申込みを窓口以外でもインターネットでできますが、本申込みと契約は店頭窓口まで行く必要があります。

どちらも仮審査に1~3日ほどかかり、電話やメールで連絡が来た後に本審査に入る形です。

やはり、実際に使えるようになるまでは最低1週間はかかりますので、そのつもりで申し込む必要があります。(特に、「カードローンきゃっする」は時間がかかります。)

横浜信用金庫のカードローン審査は通りやすいとは言えない

横浜信用金庫のカードローン審査は、審査そのものに時間がかかり、しかも契約に至る成約率も低いため、決して通りやすいとは言えません

一部の有力優良顧客にとっては、時間はかかりますが、大きな利用可能額のカードローンを発行してもらえるため、甘い審査と見えますが、通常は厳しい審査結果になっています。

しかも、基本的には横浜信用金庫の会員で口座がある方が対象であるため、その段階でかなりの絞り込みが行われているのです。

横浜信用金庫の「カードローンきゃっする」は貸金業法の規制範囲外にも融資

横浜信用金庫のカードローンは、保証会社がついていますが、「カードローンきゃっする」の場合は、保証会社が信用金庫業界の信金ギャランティーであり、貸金業法の対象外に対しても保証をします。

但し、保証料はかなり低く、審査リスクは信用金庫側が負担する形です。

貸金業法は、信用金庫も規制対象外になっており、「カードローンきゃっする」では、融資可能額は900万円と大きくなっています。

貸金業法の総量規制では、融資は年収の1/3までと年収が2,700万円以上ないと900万円まで融資できませんが、横浜信用金庫がリスクを取る形で、有力優良顧客向けに総量規制を超えたカードローンを発行しているのです。

また、専業主婦も配偶者に定期的な収入があれば可能としており、これも貸金業法の対象規制外での融資になっています。

保証会社の審査は信金ギャランティ(株)と(株)セディナ

保証会社は、「カードローンきゃっする」は信金ギャランティですが、「よこしんライフワン」はクレジットカード会社のセディナが保証会社となって審査をしています。

クレジットカード会社であるセディナは、貸金業法の規制を受けるため、基本的にはその規制内での融資となります。

「よこしんライフワン」の対象には72歳未満となっていますが、実質的には70歳未満に限られるのです。

また、「よこしんライフワン」では、世帯収入のある専業主婦も対象に入っていますが、実質的には貸金業法上では、収入のない主婦は対象とはならないため、融資は受けられません。

このように、横浜信用金庫のカードローンでは、保証会社が違うことによって貸金業法の規制外融資に差があるのです。

信用金庫のカードローンとしては大型の「カードローンきゃっする」

横浜信用金庫の「カードローンきゃっする」は、信用金庫のカードローンとしては、異例の融資可能額が900百万円と高くなっています。

これは、神奈川県という地域柄、高所得層が多く、地価も高いことにより不動産を所有している場合の資産価値も高いという特色があり、カードローンに対するニーズも高額になっていると言えます。

そのため、横浜銀行の融資可能額は1,000万円と高くなっており、それに対抗して有力優良顧客を囲い込む目的を持っているのです。

ライバルの川崎信用金庫のカードローンの融資可能額は100万円までとなっており、差別化の目的もあります。

地域密着を生かして優良顧客囲い込みのための独自審査も

基本的には、横浜信用金庫の会員対象となっており、会員サービスという側面も高くなっています。

当金庫に口座があることにより、給料振込みや、普段の引き落とし状況によって生活環境もわかりやすいという側面があり、独自審査が可能になっているのです。

また、会員であることにより、収入や資産の所有状況も調べることが可能であり、有力優良顧客の選別もできる環境にあります。

横浜信用金庫のカードローン審査は時間がかかる?

横浜信用金庫のカードローン審査は、仮審査で1~3日となっていますが、当金庫でリスクを負う「カードローンきゃっする」では、この仮審査段階にも慎重に収入や所有資産価値を調べるため、時間がかかります。

その代わり、仮審査に通った場合にはWEBで契約まで完了できるようにしています。

横浜信用金庫のカードローン審査は厳しい?

横浜信用金庫に限らず、銀行業界は、これまで担保による融資を企業相手に行っており、個人の方に対する無担保無保証人の融資は行なったことがありませんでした。

担保付き融資の場合には、借りた企業が返済不能になっても、担保物件を売却することで融資金の回収は可能であり、返済能力の審査、特に個人の方の返済能力審査は行なっていません。

そのため、銀行業界では、カードローン事業に進出するにあたり、消費者金融会社やクレジットカード会社を保証会社にして保証をしてもらうことにより、カード事業を始めたのです。

そのため、自身で審査ノウハウは持っておらず、審査そのものを保証会社に依存するために、ノウハウの蓄積もできていないのです。

横浜信用金庫のカードローン審査は通りやすいことはない

横浜信用金庫のカードローン審査は、カードローンを借りようとする方から見ますと、時間がかかり、しかも、審査に通る方も少ないため、厳しいと言われています。

確かに金融面の信用調査のように厳しい部分はありますが、実際の個人の方の返済能力判定という、無担保無保証人のカードローン審査の本質から見ますと横浜信用金庫の審査は甘いと言わざるを得ないのです。

横浜信用金庫の「カードローンきゃっする」審査は独自審査も?

従って、横浜信用金庫のカードローン審査はノウハウがあるとは言い難く、「よこしんライフワン」については保証会社のセディナに依存した審査になっているのです。

しかし、「カードローンきゃっする」については、保証会社である信金ギャランティにもカードローンについてのノウハウはあるとは言い難く、横浜信用金庫が審査を行ない、リスクを負っている形になっています。

すなわち、申し込まれた方の返済能力判定の審査ノウハウはありませんが、普段から口座取引があり、収入や普段の家計状況も監視することが可能です。

しかも資産状況が判明しているだけに、不履行になる状況は早めに掴むことができ、返済不能に至る前に資産売却などを勧めることによって回収が可能になるのです。

従って、横浜信用金庫の口座調査と資産調査、それと金融面の信用調査によって、延滞時に融資回収可能な顧客を選択するという独自審査でリスクをとっていると言えます。

横浜信用金庫のカードローン審査は金融面の個人信用情報審査が厳しい

横浜信用金庫のカードローン審査では、銀行業界の信用調査機関KSC(日本銀行信用情報センター)と消費者金融業界の信用調査機関JICC(日本信用情報機構)に加盟しています。

従って、両方から申込者の借入残高と延滞情報を確認することができます。

また、KSCには銀行の発行するクレジットカードの延滞情報が含まれているのです。

このように、横浜信用金庫は、申込みをされた方の借入残高とその延滞情報、クレジットカード延滞情報を見ることができますので、金融面の個人信用情報には厳しくなっており、少しでも延滞があれば、審査には通りません。

また、KSCには、自己破産の申請についての情報が10年間保持されますので、自己破産した場合には、銀行系カードローンには10年間は申込むことができないのです。

但し、JICCやクレジットカード業界のCIC(CREDIT INFORMATION CENTER)ではすべて情報の保持は5年となっていますので、自己破産をしてから5年を経過すれば消費者金融会社のカードローンには申込めます。

横浜信用金庫のカードローン審査は口座のある人前提

横浜信用金庫のカードローン審査は、全て口座のある人を対象としており、「カードローンきゃっする」だけでなく、「よこしんライフワン」でも、当金庫の会員で、口座がある人が対象となっています。

但し、セディナの保証が条件となっており、横浜信用金庫がリスクをとりませんので、「カードローンきゃっする」のように独自審査はせずに、セディナに審査は任せています。

横浜信用金庫のカードローン審査は家族の収入合算をしてくれる

横浜信用金庫の「カードローンきゃっする」では、家族の収入を審査において合算してみてくれます。

すなわち、専業主婦であっても配偶者に収入があれば、それによって審査が行われるのです。

但し、配偶者の収入がかなり多く、住宅などの不動産価値も高いと言う場合に限られ、貸金業法の枠外でのカードローン発行になります。

また、夫婦共稼ぎでも合算で審査するため、大きな利用可能額が可能になるのです。

但し、審査そのものは、囲い込むべき優良顧客以外については、かなり厳しい結果になっています。

<h3横浜信用金庫のカードローン審査は在籍確認をする

横浜信用金庫以外の金融機関でも、カードローン審査においては、在籍確認が行われています。

すなわち、安定した収入の根拠となる勤務先に実際に勤めているかを確認するのです。

勤務先には、横浜信用金庫の担当者が個人名で確認の電話をいれますが、借入の申込みをしていることがわからないようにかけますので、勤務先の周囲の方にはわかりません。

横浜信用金庫のカードローン審査の保証会社

横浜信用金庫のカードローン審査の保証会社は、既に述べたようにセディナ(カードローンきゃっする)と信金ギャランティ(よこしんライフワン)です。

セディナは、クレジットカード会社であり、信金ギャランティは信金業界の取りまとめをする信金中央金庫の100%出資による保証会社です。

横浜信用金庫のカードローンの保証会社 セディナ

横浜信用金庫のカードローン「よこしんライフワン」の保証会社として保証審査を行なうセディナは、三井住友フィナンシャルグループの大手クレジットカード会社です。

但し、クレジットカード会社は、大手消費者金融会社のように長いカードローンの歴史やデータがなく、スコアリングシステムを組めないため、キャッシング審査は時間がかかるとともに、返済能力判定力も脆弱と言えます。

そのため、大手消費者金融会社が保証審査をするよりも、かなり時間がかかるとともに契約できる方の比率である成約率も低くなっているのです。

セディナの場合もその傾向が強く、そのため、横浜信用金庫の「よこしんライフワン」の審査は通りやすいとは言えず、申込みをされる方から見ますと厳しい結果となってしまいます。

横浜信用金庫のカードローン保証会社信金ギャランティは信金独自審査に依存

横浜信用金庫の「カードローンきゃっする」の保証会社である信金ギャランティは、カードローンの審査についてはほとんどノウハウがなく、信用金庫の審査力に依存しています。

基本的には、預金を集める銀行としての機能上、表面上リスクを負うことが難しく、そのために名目上の保証会社として機能していると言えます。

そのために、保証料率も大手消費者金融会社やクレジットカード会社が3%台の保証料になっているのに対して、1%程度の低い保証料となっているのです。

まとめ

横浜信用金庫のカードローンについて、その商品の特徴と審査についてご説明しました。

横浜信用金庫は利益的にかなり厳しく、競合も激しいため、カードローンは、利益を生む「よこしんライフワン」と優良顧客を囲い込むための「カードローンきゃっする」という2つの商品を提供しています。

いずれにしても、横浜信用金庫の会員で口座のある方に限定されており、審査は決して通りやすいとは言えません。

ただ、「カードローンきゃっする」に関しては、横浜信用金庫がリスクをとるため、地域性を活かした独自審査を行なっています。