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羽後信用金庫のカードローン審査は通りやすい?

羽後信用金庫とは

羽後信用金庫は、秋田県の由利本荘市に本店のある信用金庫で、秋田県では一番大きな信用金庫ですが、東北地方では中堅の信用金庫です。

羽後信用金庫の預金残高は、1,350億円で、秋田県内に35店舗があります。

ただ、貸出残高は650億円と少なく、資金運用に苦労していることがわかります。

また、羽後信用金庫の利益状況は、ROE(総資本利益率)が0.21%と信用金庫としてはやや低く、利益率向上が課題になっているのです。

羽後信用金庫のカードローンの取り組み

羽後信用金庫は、規模的には全国信用金庫190金庫のうち、170位と小さく、しかも預金量の割には融資に向けられている資金は半分以下となっており、それが低収益の原因ともなっています。

そのために、高い金利で超低金利の市場金利に連動しないカードローンは羽後信用金庫の利益を立て直す切り札になっているのです。

羽後信用金庫のカードローンの種類

羽後信用金庫には、カードローン商品は3つの種類があります。

羽後信用金庫の収益を立て直すためにはカードローンに注力せざるを得ず、信用金庫としての特性を生かした商品や、規模は小さいですがネットから申し込め、比較的早く審査結果の出る商品まで揃えています。

また、地元の優良顧客を取り込むために当金庫がリスクをとって融資するカードローン商品まで用意しているのです。

そのために、保証会社も、信金中央金庫系列の保証会社を2つとSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)の3つを揃えています。

羽後信用金庫のカードローンは3種類ある

羽後信用金庫のカードローンは、当金庫の超優良顧客を囲い込むための商品の「うごしんきゃっする」、当金庫の一定レベル以上の方に提供する「うごしんカードローン」、当金庫の会員以外でも通りやすい「マネーポケット」の3種類です。

信用金庫だけに、申込みができるのは、営業地域に居住されている方や勤めている方に限られますが、インターネットやFAXでの申込みができます。

また、申込みのできる方は、収入のある方か、家族に収入のある方がいる場合になり、アルバイト、パートでも対象にはなります。

ただ、申込みができるのと実際にカードローン審査に通ることは別問題で、「マネーポケット」以外はかなり時間がかかり、審査も厳しいです。

また、契約期間は3年間で、更新審査が行われ、問題がない場合には自動更新になります。
返済遅れがあったり、他社残高が急増している場合には更新されないことがあります。

ただ、大手消費者金融会社のように定期的な途上与信で増枠のお知らせがくると言うことはありません。

羽後信用金庫の大きな融資限度額のカードローン 「うごしんきゃっする」

羽後信用金庫のカードローンのうち、融資限度額(極度額)が500万円までとなっているのはこの「うごしんきゃっする」だけです。

羽後信用金庫の超優良顧客向けのカードローンで、不動産資産や株式などの有価証券の金融資産を多く持っている方や高い安定した収入のある方が対象になり、金利も融資限度額が大きくなるほどに低くなり、優遇されます。

貸金業法の規制外の融資も可能で、当金庫がリスクをとる形でのカードローンになるため、審査には時間がかかりますし、内容も厳しくなります。

申込み条件 20歳以上65歳未満、安定継続した収入のある方
融資可能額 50万円~500万円(10万円単位)
融資金利 5.8%~14.6%

羽後信用金庫の低利固定のカードローン 「うごしんカードローン」

羽後信用金庫の「うごしんカードローン」は、当金庫の会員で口座を持たれている方向けの商品です。

会員でなくても申し込むことはできますが、審査はかなり厳しく、かなり安定した収入がないと通ることは難しいです。

融資限度額(極度額)は300万円と抑えられていますが、金利は他の銀行系カードローンの14%台と比べますと、9.5%とかなり低く、会員向けのサービスとなっています。

申込み条件 20歳以上65歳未満、安定継続した収入のある方
融資可能額 10万円~300万円(10万円単位)
融資金利 9.15%

いずれにしても、一定の安定した収入がある方が対象になり、当金庫自身がリスクをある程度取る必要があるため、審査は厳しいと言えます。

羽後信用金庫の審査の早いカードローン 「マネーポケット」

羽後信用金庫のカードローン「マネーポケット」は、プロミスが法相会社になっている商品で、リスクは保証会社がとってくれるため、審査は比較的早く、通りやすい商品と言えます。

申込み条件 20歳以上72歳未満、収入のある方
融資可能額 50万円~300万円(10万円単位)
融資金利 9.0%~14.6%

専業主婦や70歳以上でも申込み可能となっていますが、プロミスが保証会社になっているため、現実的には難しいです。

羽後信用金庫のカードローンの審査と特徴

羽後信用金庫のカードローンは、当金庫のおかれた立場を反映させた3種類の商品がありますが、その特徴を中心に見てみることにします。

羽後信用金庫のカードローンの申込み方法

羽後信用金庫のカードローンは、どの商品も店舗窓口の他、インターネットやFAXで申込みができます。

ただ、FAXやインターネットで仮審査結果が出て通った場合には、本審査申込みのために店舗窓口まで行く必要があります。

「うごしんきゃっする」と「うごしんカードローン」は貸金業法規制範囲外にも融資

羽後信用金庫のカードローンは、貸金業法の規制対象外である銀行系カードローンであり、貸金業法の対象者規制や総量規制を受けずに融資をすることが可能です。

通常、保証会社が、大手消費者金融会社やクレジットカード会社の場合には、彼らが貸金業法の規制対象業者であるため、貸金業法の規制を越えた保証は受けることはできません。

例え、当金庫の対象者に専業主婦が入っていたとしても、実質的にはそれらの保証会社の保証を受けられないため、審査には通らないのです。

しかし、羽後信用金庫のカードローンのうち、「うごしんきゃっする」と「うごしんカードローン」では、保証は信金中央金庫の出資による保証会社になっており、貸金業法の規制を受けません。

しかも、これらの保証会社の審査能力は低く、保証料も低いため、事実上羽後信用金庫がリスクをとってカードローンを発行する形になっているのです。

保証会社の審査は信金ギャランティ(株)と(株)しんきん保証基金とプロミス

羽後信用金庫のカードローンの保証会社は、信金ギャランティ(株)と(株)しんきん保証基金とSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)になっています。

「マネーポケット」はプロミスが保証会社になっているため、貸金業法の規制を受けます。

プロミスは、

  • 対象者規制→ 一定の安定した収入があり、基本的には20歳以上70歳未満
  • 総量規制 → 融資は年収の1/3まで

という貸金業法の規制を受けており、この規制を超える保証はできないのです。すなわち、専業主婦や失業中の方や年齢制限を越えた方は保証の対象になりません。

また、年収の1/3を越えた他社借入のある方や申込み金額と他社借入を足して年収の1/3を超える場合も保証対象にはならないのです。

逆に信金ギャランティやしんきん保証基金が保証会社の場合には、貸金業法の規制外のカードローンの発行が可能になっています。

但し、羽後信用金庫自身が返済事故時のリスクを負うため、審査は慎重にならざるを得ないのです。

地域密着を生かして優良顧客囲い込みのための独自審査もある

従って、「うごしんきゃっする」や「うごしんカードローン」の場合には、当金庫がリスクを取るため、当金庫独自の審査を行なう必要があるのです。

信用金庫は、営業エリアが狭く、店舗の担当者が担当エリアを常に回っており、地域の特徴を良く知っています。

また、申込み者は基本的に会員で、預金口座を当金庫に持っており、給料の振込みや公共料金やクレジットカードなどの自動引き落としを行なっている方が多く、普段の収入や支出を掴むことができます。

それによって、どれくらいの返済は可能かがわかるのです。

このような地域密着による調査や勤務先の評価や、所有資産の評価がしやすく、当金庫でリスクの負える顧客の選別、すなわち当金庫独自の審査が可能なのです。

羽後信用金庫のカードローン審査は時間がかかる?

従って、当金庫でリスクを負う「うごしんきゃっする」や「うごしんカードローン」の場合には、じっくりと時間をかけて慎重に審査をするため、時間がかかってしまうのです。

羽後信用金庫のカードローン審査は厳しい?

もともと、羽後信用金庫のカードローンは、申込み資格が営業エリア内に住居があるか、勤務先があるかになっており、それだけでもかなり絞られています。

さらに、基本的には当金庫の会員で預金口座がある方が優先されるため、それ以外の方にとっては、かなり厳しい審査と言われ、決して通りやすいとは言えません。

一方、当金庫に預金口座があり、給料振込や公共料金の自動引き落としをされている方で、不動産資産や有価証券などの金融資産を多く持たれている方にとっては、時間はかかりますが、通りやすい審査と言えます。

羽後信用金庫のカードローン審査は厳しい?

羽後信用金庫のカードローン審査は、商品によって厳しさが違っており、特に当金庫にとって大切にすべき超優良顧客を選別する「うごしんきゃっする」の審査は厳しいと言われています。

一番通りやすい(銀行系カードローンとして)のは、プロミスが保証審査をしている「マネーポケット」で、審査期間は短く、ある程度通る方もいます。

銀行にはカードローン審査はノウハウがない?

もともと、銀行は、企業に担保付き融資をすることが中心で、個人の方に対して無担保無保証人の融資をすることはありませんでした。

担保付きの融資の場合には、返済が滞っても、担保物件を処分すれば融資資金は回収が可能だったからです。

そのために、銀行は、担保となる不動産などの鑑定や評価についてのノウハウは豊富にありますが、借入をする方の返済能力を測定するノウハウは必要がありませんでした。

そのため、銀行は個人への無担保無保証人の融資は審査ノウハウがないために、進出しなかったのです。

銀行は銀行法により、預金で資金を集められる代わりに、その運用については極めて厳格な回収可能な融資が求められているのです。

無担保無保証人の個人融資は、返済が滞った場合に融資金の回収が非常に難しいため、進出することができませんでした。

審査ノウハウがなくてもカードローンに参入の理由

しかし、バブル崩壊後の不良債権処理問題によって、多くの金融機関が淘汰されました。

さらに、21世紀に入り、デフレ景気になるとともに、リーマンショック、東日本大震災によって我が国の金融政策は超低金利時代に突入したのです。

そのため、マイナス金利時代に突入し、金融機関の企業融資は、利幅の取れない厳しい運用環境となってしまいました。

資金力の弱い銀行ほど、採算性が悪くなり、信用金庫でも個人融資分野に参入するしか道がなくなったのです。

そして、資金回収の道として取られたのが、保証会社による保証を得て、融資する方法でした。

信用金庫では、信金中央金庫が出資した保証会社として、信金ギャランティやしんきん保証基金が作られ、個人融資のカードローンに参入できるようにしたのです。

従って、もともと審査ノウハウはなかった羽後信用金庫などにもカードローンへの参入の道が開けたのです。

羽後信用金庫のカードローンは金融面の個人信用情報審査が厳しい

羽後信用金庫もカードローン審査のノウハウはなかったのですが、金融面における信用情報は、大手消費者金融会社よりも幅広く信用情報を取ることができるため、非常に厳しい審査を行なっています。

すなわち、羽後信用金庫は、銀行業界の情報信用機関KSC(日本銀行信用情報センター)のほか、消費者金融業界の情報信用機関JICC(日本信用情報機構)に加盟しています。

JICCはクレジットカード業界の情報信用機関CIC(CREDIT INFORMATION CENTER)とキャッシング情報の交換をしており、全ての借入の残高、返済状況を見ることができます。

大手消費者金融会社はKSCを見ることができませんが、当金庫では全ての借入を見た上で、少しでも延滞情報があれば審査に通らないのです。

収入・資産重視で独自審査を展開する羽後信用金庫の「うごしんきゃっする」

羽後信用金庫のカードローン「うごしんきゃっする」は、他の商品が融資限度(極度額)は300万円であるのに対して500万円までと大きくなっています。

すなわち、当金庫の超優良顧客に貸金業法の総量規制(融資は年収の1/3以下)を越えた融資をできるのです。

そのため、超優良顧客であることを判定する必要があり、安定した高収入や多くの不動産・金融資産があるかを慎重に調査をして、当金庫預金口座の動きと信用情報を加味した上で、当金庫独自の審査を行っているのです。

厳しい資産査定を行いますので、審査は時間がかかり、該当者も少ないと言えますが、審査結果が通った場合には、低利の規模の大きい融資可能額のカードローンを発行できます。

羽後信用金庫のカードローン審査は口座のある人優遇だがない人も対象

羽後信用金庫のカードローンの各商品には、当金庫の会員でなくても申込みの対象となっています。

しかし、「うごしんきゃっする」と「うごしんカードローン」は、基本的には優良会員の選別とサービスに特化している商品であり、当金庫自身がリスクを取るため、会員外の方はまず審査には通りません。

逆に「マネーポケット」は、プロミスが保証会社になっており、当金庫にリスクはないため、会員でなくてもカードローンを発行することは可能です。

会員でない方が他の商品に申込みをした場合には、こちらに誘導しています。

羽後信用金庫のカードローンは貸金業法の規制外の融資もリスクをとって行なう

このように、羽後信用金庫のカードローンの「うごしんきゃっする」と「うごしんカードローン」は、当金庫がリスクをとって貸金業法の規制外の融資を行っています。

そのために、不動産・金融資産保有状況、当金庫の口座における給与振込、公共料金などの動き、信用情報などを使った当金庫独自の審査によって貸金業法の規制外でも融資をできるようにしているのです。

羽後信用金庫のカードローン審査はリスクを取れる人を選別

すなわち、羽後信用金庫のカードローンの当金庫独自審査は、リスクをとっても融資金を回収できるかを選別するための審査なのです。

口座の動きで給与振込などが止まったり、転居などを担当者が回ることで早めに察知することで出金を止め、延滞額を抑えるとともに、不動産・金融資産などの処分を持ちかけて回収に当たれる方を選別します。

預金保護のためには厳重なリスク管理が必要とされるためです。そのために審査は時間をかけて慎重に行われ、通る方も少ないのです。

羽後信用金庫のカードローン審査は口座のない人は厳しい?

従って、基本的には羽後信用金庫のカードローンでは、口座のない方の場合は「マネーポケット」でないと審査に通ることは難しいと言えます。

しかも、保証会社に依頼する前に、会員候補として適当でないと判断される場合には、仮審査で落ちることになるので、大手消費者金融会社などに比べますと、申込者にとっては厳しい審査になると言わざるを得ません。

羽後信用金庫のカードローン審査は在籍確認をする

羽後信用金庫のカードローン審査では、全て他行や消費者金融会社と同様、在籍確認を行います。

すなわち、安定した収入の根拠となる勤務先に実際に勤めているかを確認するのです。
そのため、当金庫の担当者が勤務先に電話して確認を行います。

ただ、勤務先への電話は、友達のような口調でかけ、借入の申込みをしているとわからないように話をしますので、周囲の同僚の方にはわかりません。

羽後信用金庫のカードローン審査の保証会社

羽後信用金庫の各カードローン商品には既に述べましたように、それぞれ別の保証会社がついています。

羽後信用金庫のカードローンの保証会社 SMBCコンシューマーファイナンス

羽後信用金庫のカードローン「マネーポケット」の保証をしているのは、SMBCコンシューマーファイナンス、すなわち、大手消費者金融会社であるプロミスです。

プロミスは、高度な統計的手法によって返済能力判定を行なえるスコアリングシステムという機械審査システムを持っており、保証審査においてもこれによって審査を行います。

プロミスの契約の成約率は、45~49%程度と、2人に1人は通りますし、審査時間も1時間以内に終わります。

従って、当金庫の他のカードローンに比べますと、審査時間はかなり早くなりますし、審査に通りやすくなっているのです。

羽後信用金庫のカードローンの保証会社 信金ギャランティとしんきん保証基金

羽後信用金庫の他のカードローンの保証会社は、「うごしんきゃっする」は信金ギャランティであり、「うごしんカードローン」はしんきん保証基金になります。

両社とも信金中央金庫の100%出資会社ですが、保証料はプロミスなどに比べてかなり安く(半分以下)、実質的には審査は保証を依頼する信用金庫に依存していると言えます。

そのために、融資に対するリスクは基本的には羽後信用金庫にあり、それ故に審査時間もかかりますし、成約率もかなり低いのです。

まとめ

羽後信用金庫のカードローンの特徴と審査についてご説明しました。

羽後信用金庫のカードローンには、当金庫の超優良顧客向けの「うごしんきゃっする」、会員向けサービスの「うごしんカードローン」、審査に通りやすく、審査時間も短い「マネーポケット」があります。

「うごしんきゃっする」と「うごしんカードローン」は、信用金庫業界の保証会社を使っており、実質的に羽後信用金庫がリスクを持つことになりますので、審査はかなり時間がかかり、厳しくなっています。

それに対して、「マネーポケット」は、プロミスが保証会社になっており、他の商品に比べますと、審査に通りやすく、審査時間も短く済みます。