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百五銀行のカードローン審査は厳しい?

地方銀行はカードローン発行に必死?

21世紀に入って日本経済はデフレ景気に悩まされ、日銀の超低金利政策を中心としたアベノミクスで大企業を中心に景気は持ち直しているものの、デフレからの脱却はできていません。

そのために、日銀はマイナス金利というこれまでに例のない超低金利政策を継続させています。その余波を受けているのが地方銀行業界です。

デフレ景気が中小企業に行き渡らず、中小企業は守りの姿勢に入り、資金需要が出てこない中で、金利は過去考えられないような低金利により企業融資は利幅が取れず、採算は悪くなる一方なのです。

そのために、地方銀行は、高い金利をとれる個人融資分野に頼らざるを得なくなっています。
金利の高いカードローンと安定した利益をあげられる住宅ローンが現在の地銀の経営を支えていると言っても過言ではありません。

地銀の中でも老舗と言われる旧国立銀行出身の百五銀行もその例にもれず、カードローンに注力しています。

マイナス金利で地方銀行の採算悪化

マイナス金利というのは、銀行が日銀からお金を借りたり、短期の金融市場で資金を調達しようとした時に金利を取られるのではなく、わずかですが金利がついてくる状態です。

正常な金融政策とは言えませんが、それだけデフレが深刻なことを表しています。

銀行は預金と短期市場などから資金調達したお金を企業などに貸付けることで利ざやを稼いできました。

しかし、調達で金利がどんどん下がり、企業はより低い金利での融資を求めますので、融資金利はどんどん低下しています。

企業はより金利の低い他の銀行から借りようとするため、各銀行も応じざるを得ないのです。

しかし、個人対象のカードローンは市場金利が下がっても一定の高い金利を維持できます。
カードローンの世界は、まだまだ貸し手が優位にあるため、金利を下げなければ利用者が逃げるという状況にはないのです。

消費者金融会社は上限金利を18%から引き下げませんし、銀行業界はエリア別に展開しており、しかもどこも採算が苦しいため、互いに競争して金利を下げることをしません。

そのために、銀行業界のカードローンはほぼ14.8%近辺で上限金利は下がらないのです。

地方銀行の収益は国債と個人融資頼み

従って、現在の地方銀行は、採算を貸倒れのない国債や高い金利を維持できる個人融資に頼らざるを得なくなっているのです。

地方銀行の個人融資はカードローンと住宅ローンが収益の頼み

さらに個人融資としては、高い金利をとれるカードローン分野と貸倒れが少なく回収のしやすい住宅ローンに集中しています。

この二つが地方銀行の収益を支えているのです。

百五銀行とは

百五銀行をご存知でしょうか。

銀行名の前に漢数字が入っている銀行はほとんどが明治維新後に最初に国策銀行として開業した国立銀行であり、地域ごとに番号が割り振られていた名残りなのです。

最初は現在の日本銀行のように紙幣を発行していましたが、インフレを招いたため、紙幣の発行は日本銀行に集中され、国立銀行は民営化されました。

しかし、地域の中心的な金融機関として存続したところも多く、百五銀行も三重県で最大の地方銀行として現在でも存在し続けているのです。

百五銀行は三重県の老舗地銀

三重県にはその他の地方銀行として、三重銀行、第三銀行などがありますが、百五銀行の規模には及ばず、老舗地方銀行として三重県では際立った存在なのです。

また、出店エリアも三重県だけから愛知県、岐阜県、和歌山県などの東海地区中心に拡大しています。

百五銀行は敷居が高い?

百五銀行は老舗地方銀行でプライドも高いだけに、規模の小さな中小企業などにとっては敷居が高い銀行とも映っているようです。

しかし、最近では大企業、中堅企業が銀行から借入をしなくなり、採算も悪化したため、敷居の高さはだいぶ下がっています。

百五銀行は地元密着でカードローンを広げようとしている

百五銀行も過去に比べ採算が悪化しているのは他の銀行と変わらず、地元密着したカードローンで採算性の回復を狙っています。

やはり、百五銀行にとっても最も採算の取れる商品がカードローンなのです。

しかし、住宅ローンは担保不動産があり、しかも地域の優良顧客を多く抱えているだけに順調ですが、カードローンについては逆に敷居が高いだけに集客に苦労し、同地域の他の地銀とそれほどの差別化は図れていません。

敷居が高いだけに、利用者からは審査は厳しいと思われている面があるのです。

そのため、百五銀行のカードローンは、ネットでの申込みも可能ですが、申込み資格は支店のある東海3県と和歌山県の一部に居住している人に限り、地域密着を前面に押し出しているのです。

百五銀行のカードローン審査は甘いの、それとも厳しいの?

百五銀行も他の地方銀行と同様、カードローンについては審査ノウハウなどについて持ち合わせていません。

もともと地域の中心的な金融機関として企業融資を行ない、不動産の担保融資を行ってきましたが、個人融資としてのカードローン分野に参入したのは最近です。

従って、銀行としての慎重審査により、利用者からは審査は厳しいと思われています。

百五銀行のカードローン

では、百五銀行のカードローンはどのようなもので、どんな種類があるのかを見てみましょう。

百五銀行のカードローンは2種類ある

百五銀行のカードローンには、2種類が設けられています。

1つは自行に口座を持っていない方でも申し込むことのできる「DRAEM」というカードローンと、自行に口座を持ち、給与振込をしている方に限定した「エクセレント」という商品です。

両方とも無担保無保証人のカードローンですが、対象が違うだけでなく、商品内容でも差があります。

百五銀行のカードローン 「百五マイカード DREAM」

百五銀行のカードローン「百五マイカード DREAM」(以下「DREAM」)は、20歳から65歳の方が対象となり、新規契約の場合には、2ヶ月間金利が50%になります。

また、申込める地域も自行の営業区域に限り、安定した収入のある人に限定して、専業主婦、年金受給者は対象にしていません。

固い申込み資格になっているのは老舗銀行らしいところです。逆に言えば、保証会社の保証範囲に限っており、審査ノウハウがないことを表しています。

百五銀行のカードローン 「百五マイカード エクセレント」

百五銀行のカードローン「百五マイカード エクセレント」(以下「エクセレント」)は、自行にすでに普通預金口座を持ち、その口座を給与振込に指定している人に限定した、自行優良顧客向けのカードになっています。

ただ、他行のように1千万円近い高額のカードローンにはなっておらず、利用限度額は5百万円と比較的低くなっています。

但し、優良顧客対策として上限金利を7.475%と「DREAM」の半分以下とし、住宅ローンと契約している場合には4.725%の一番低い水準とするサービスもあり、かなり恵まれた条件になっています。

百五マイカード「DREAM」の融資条件

百五マイカード「DREAM」の融資条件は次のようになっています。

融資対象者 20歳~65歳
利用限度額 30万円〜500万円
実質年率 4.8%〜14.7%

融資対象者の上限年齢は65歳と貸金業法の規制よりも低い年齢になっているのが特徴です。

百五マイカード「エクセレント」の融資条件

「エクセレント」の融資条件は次のようになっています。

融資対象者 20歳~59歳
利用限度額 50万円~500万円
実質年率 4.725%~7.475%

対象者は59歳以下にとなっており、「DREAM」よりもさらに低い制限を設けています。
給与振り込みが可能な年層に限っています。

「DREAM」と「エクセレント」の違い

百五銀行のカードローン、「DREAM」と「エクセレント」の違いは、 

  「DREAM」 エクセレント
融資対象者 20歳~65歳 20歳~59歳
利用限度額 30万円~500万円  50万円~500万円
実質年率 4.8%~14.7% 4.725%~7.475%

となっています。

対象年齢はエクセレントの場合には、60歳未満なっており、カードローンとしてはかなり低い設定になっています。

融資限度額の上限は同じですが、下限は「DREAM」が低くなっており、より低い属性の方を視野に入れています。

ただ、下限の30万円は、他行では10万円が多く、老舗地方銀行としてのプライドが垣間見えます。

但し、「DREAM」の申込み者の85%は自行に口座を持っていない方になっており、顧客開拓にはつながっています。

また、仮審査に要する時間にも差があります。

  • 「DREAM」の仮審査は最短約4時間で結果が出て、本審査に入ります。
  • エクセレントの仮審査は最短で3営業日かかり、電話で連絡が来て本審査に入ります。

このように意外と優良顧客の場合の方が仮審査に時間がかかっています。

この差は、優良顧客であるかどうかの確認に手間取ることと、保証会社の対応に差があるためと考えられます。

保証会社は2商品で違う

「DADREAM」と「エクセレント」の保証会社は違っています。

「DREAM」はエム・ユー信用保証株式会社で、「エクセレント」はジャックスが保証会社になっています。

本来、エクセレントは、百五銀行の優良顧客を対象にしており、自行に給与振込をしている方が対象になりますので、審査そのものは甘いものになり、自行の子会社を保証会社にしても良いはずです。

しかし、審査ノウハウレベルがあまり高くないジャックスを保証会社にしていることにより、百五銀行寄りの保証を出さしているとも言えます。

百五銀行のカードローンの提携ATMは手数料無料

百五銀行のカードローンは、自行のATMだけでなく、コンビニなどの提携ATMの入出金利用手数料も無料にしています。

ほとんどの地方銀行が提携先ATMの利用手数料が有料になっていることを考えますと、サービスは他行よりも進んでいるように見えます。

但し、百五銀行のカードローン「エクセレント」の場合はキャッシュカード一体型になっているため、それほど大きなサービスにはなっていないのです。

返済金額、利息は期日に自動的に口座から引き落とされる形となっており、実質的には返済をする必要はないために、恩恵は貸付の際に限られます。

従って、知らない間に借入額が膨らんでいるということもあり得ます。

百五銀行のカードローン「DREAM」は最初2ヵ月間利息半額?

百五銀行のカードローン「DREAM」の場合には、新規契約の場合には、2ヶ月間は金利が50%と、他の地銀などとは違う特徴を持っています。

大手消費者金融会社などでは金利が30日間無利息としていますが、期間を長くする代わり、半分の利息だけと引き下げ幅を小さくして差別化を図っています。

ただ、実質的にはそれほど変わりません。

また、エクセレントの場合は、実質初めから50%の金利になっているため、サービスはありません。

百五銀行のカードローンは地域限定?

百五銀行のカードローンは既に述べましたように、「DREAM」、「エクセレント」とも、自行の営業区域内である三重県・愛知県の全域と支店のある岐阜県・和歌山県の周辺に住んでいる方を対象としています。

基本的には、自行の支店の周辺で、いつでも担当者が周回している地域で、住居の確認などができる方を対象と考えています。

勤め先が支店エリアというだけでは申込むことはできません。

百五銀行のカードローンの融資限度額は銀行としては低い

百五銀行の融資限度額は、500万円までとなっており、他行に比べますと比較的低く抑えています。

例えば、主要銀行のカードローン限度額上限は次のようになっています。

銀行名 限度額上限
三井住友銀行 800万円
スルガ銀行 800万円
住信SBI銀行 1,200万円
東京スター銀行 1,000万円
 

ただ、三重県にある三重銀行、第三銀行ともに融資限度額は500万円までになっており、地域的に高額の資金需要そのものが少なく、競合上も差別化が難しいと言えるようです。

百五銀行のカードローンの申込み方法

百五銀行のカードローン「DREAM」と「エクセレント」は、どちらも銀行窓口だけでなく、インターネットや電話でも申込みが可能になっています。

ネットの場合は、公式サイトに申込み画面があり、「らくらく仮審査」から申し込みフォームに借入申込書にあたる項目(住所・氏名、家族構成、勤務先情報、他の借入情報、資産情報など)を入力して送信します。

これはどちらのカードローンも同じです。仮審査に通った場合は、そこから正式申込みをして本審査が行われます。

電話の場合には、フリーダイヤル(0120-547-105)があり、借入申込書の内容について聞き取りが行われます。

百五銀行のカードローン審査は厳しい?

このように百五銀行のカードローン審査は申込みを受けて行われますが、その審査は他の銀行のように厳しいのでしょうか。

特に、「DREAM」と「エクセレント」には、審査の厳しさの違いがあるのでしょうか。

百五銀行の審査過程

基本的には、百五銀行にはカードローン審査のノウハウはないため、申込みをされる方から見た場合には、時間がかかり、やはり厳しい審査になります。

「DREAM」の仮審査でも、最短で4時間であり、その日のうちに結論のできない場合がほとんどです。(早い場合は断り)

意外にも優良顧客専門である「エクセレント」の場合でも、最短で3営業日と時間がかかります。

但し、両商品とも仮審査には時間がかかりますが、本審査の場合には銀行の店舗に出向けば、2時間ほどで審査は終わります。

通常の銀行の審査などでは、仮審査はすぐに結論が出て、本審査に時間がかかります。
しかし、百五銀行の場合は、逆に仮審査段階で保証会社の審査も行うため、その段階でほぼ決定しています。

本審査では契約内容の確認、申込内容の確認だけになりますので、早めに結論が出るのです。

但し、店舗でなく、郵送やメールで正式申込書や契約書を送る場合には、やはりカードが郵送されてくるまで、数日かかります。

百五銀行のカードローン審査はノウハウがない?

百五銀行のカードローン審査は、仮審査と本審査が行われますが、銀行の行う審査は基本的にはノウハウと言えるものがなく、申込まれた方の返済能力の判定はカードローンとしては甘くなります。

これは、どこの銀行のカードローン審査でも言えることです。

百五銀行のカードローン審査は金融面の信用調査は厳しい

百五銀行のカードローン審査そのものは甘い審査になりますが、金融面の信用調査は厳しく行われます。

すなわち、百五銀行は、銀行業界の信用情報機関KSCから銀行業界での借入についての信用情報だけでなく、消費者金融業界の信用情報機関JICCにも加盟しており、銀行以外の借入情報がとれるのです。

それだけでなく、百五銀行自身が百五DCカードなどのクレジットカードを発行しており、クレジットカード業界の信用情報機関CICに加盟しています。

従って、CICのクレジットカード(ショッピング)の個人信用情報も見ることができるのです。

また、KSCには住宅ローンなどの情報も含まれているため、個人の方のあらゆる借入・クレジット情報が見ることができ、どこかに延滞がある場合には、すぐにわかってしまいます。

そして、延滞情報があれば、審査に通りません。

消費者金融会社やクレジットカード会社の場合には銀行の信用情報は見れませんので、それよりも厳しい金融面の信用調査と言えるのです。

KSCは金融事故情報の登録期間は10年と長い

さらに、KSCの場合には、自己破産や個人再生法による申請については、登録機関が10年間になっているため、10年間は借入審査については通りません。

JICCやCICの場合には、登録期間は5年ですので、5年を経過すれば、記録が消えて消費者金融会社やクレジットカード会社にカードローンやクレジットカードを申込むことができます。

それと比べますと、信用面での厳しさが銀行業界の特徴と言えるのです。

従って、百五銀行でも、延滞や金融事故がある場合には、保証会社に行く前に断りになり、信用面調査は非常に厳しいと言えます。

百五銀行のカードローン審査は在籍確認をする

百五銀行のカードローン審査では、両商品ともに在籍確認が行われます。

在籍確認は、勤務先に電話をかけることで行われますが、個人名でかけるため、職場の方に借入申込みをしていることはわからないようになっています。

本来は、エクセレントのように銀行口座に勤務先から給料が振込まれてくる場合には、在籍確認は必要ないように思われますが、それでは保証会社の保証が下りないため、行われているのです。

地域密着審査で生き抜く百五銀行のカードローン

地方銀行の場合には、支店エリアには行員に担当エリアを割り当てて、地域を巡回させています。

そのため、アパートなどが古くなっている情報などはすぐに確認できるため、百五銀行のカードローン審査でも、住居の状況の確認は確実に行われるのです。

特に、エクセレントの場合には、優良顧客を選別することになりますので、余計慎重に行われます。

しかし、それによってより地域に密着した審査を行うことができるようになっており、特に百五銀行のカードローン審査では、申込者の資格を自行エリアに限定しているため、それが可能になっているのです。

百五銀行は貸金業法や総量規制の規制を受けないが

百五銀行のカードローンは、両商品とも貸金業法や総量規制の規制を受けませんが、実際にはその範囲内での運用が行われています。

融資対象者でも、一定の収入のある人を対象としており、専業主婦などは対象に入れていません。

また、総量規制面でも、融資可能額は500万円までとなっており、さらに一定以上の収入が条件で、収入が低い場合には審査に通らないことになるため、実際には総量規制を越える融資は難しい状況です。

地方銀行やネット銀行では、自行の子会社の保証会社を設けて、優良顧客の場合には総量規制を越えた高額のカードローンを発行しています。

しかし、百五銀行の場合は、子会社の保証会社を持っておらず、総量規制を越える融資はないと言えます。地域一番銀行としてのプライドを感じさせてくれます。

百五銀行のカードローンの審査期間

百五銀行のカードローンは、仮審査段階で保証会社を入れての審査になっており、それ故に当日内で結果が出ることはほとんどありません。

比較的審査時間の短い「DREAM」でも仮審査時間は最短で4時間となっていますが、それはあくまでも申込み条件に合わなかったり、信用情報機関で遅れ情報があった場合の断りです。

通常は1日以上の仮審査期間が必要になります。

百五銀行のカードローンは即日キャッシングをできない?

従って、百五銀行のカードローンでは、申込み当日の即日キャッシングはとても間に合いません。急ぐ場合には、大手消費者金融会社のカードローン審査に申込む必要があります。

百五銀行のカードローン審査は保証会社頼み

百五銀行のカードローン審査は、自行の口座、資産の調査や金融面の信用情報、在籍確認については自分で行います。

しかし、自行以外の申込者の多い「DREAM」においては、ほぼ実質の返済能力審査については保証会社頼みになります。

「エクセレント」の場合も自行での実績から優良顧客の判断を行いますが、それでも安全のために保証会社の保証が必要なのです。すなわち、審査ノウハウに自信がないためです。

百五銀行のカードローンは取り立ても保証会社頼み

百五銀行のカードローンで保証会社の保証を入れる理由には、審査ノウハウがないというだけでなく、返済に遅れが生じた場合の取り立てのノウハウがないためです。

すなわち、担保付き融資の場合には、担保を売却することにより資金回収ができますが、カードローンの場合には、無担保無保証人であるため、あくまでも本人から回収するしかありません。

無担保無保証人の場合の取り立ては、厳しくした場合には批判が出る恐れがあり、銀行の看板に傷がつくため、それは特に地域で老舗の百五銀行だけでなく、全ての銀行が避けたいと思っています。

そのために、保証契約では、1ヵ月返済が遅れた場合には、保証会社がその融資を買い取る形になっています。その返済遅れ1ヵ月の間もほとんど回収行為は行われません。

取り立てについては、保証会社に売却することにより、銀行は行わずに済み、しかも融資金も遅れた利息も回収できます。

百五銀行のカードローンの保証会社は2つ

百五銀行のカードローンは、「DREAM」と「エクセレント」で保証会社が違っています。保証会社の役目が違っているのです。

「DREAM」の場合には、自行の優良顧客ではありませんので、しっかりとした審査をしてくれるところを入れています。

一方、自行の優良顧客対象の「エクセレント」については、審査ノウハウよりも自行の要望をよく聞いてくれる保証会社を選んでいます。

百五銀行のカードローン「DREAM」の保証会社エム・ユー信用保証株式会社とは?

百五銀行のカードローン「DREAM」の保証会社は、エム・ユー信用保証株式会社になっています。

このエム・ユー信用保証は、三菱UFJ銀行とアコムが共同で設立している保証会社で、三菱UFJ銀行グループの一つです。

基本的には、営業面は三菱UFJ銀行が担当し、実際の審査実務はアコムが担当する形になっています。

エム・ユー信用保証株式会社は実質アコムの審査

エム・ユー信用保証の保証審査には、アコムの審査ノウハウが使われており、スコアリングシステムによる審査が行われています。

そのため、かなりカードローン審査の返済能力測定としては高いレベルの審査が行われています。

百五銀行のカードローン「DREAM」の顧客は、自行の優良顧客ではなく、85%が自行に口座を持たない方であり、それだけに審査の精密性が要求され、エム・ユー信用保証が使われているのです。

また、アコムの審査ノウハウ、スコアリングシステムによる審査だけにスピード感があり、「エクセレント」よりも早く審査結果が出ていると言えます。

百五銀行のカードローン「エクセレント」の保証会社はジャックス?

一方、百五銀行のカードローン「エクセレント」の保証会社はジャックスになっています。

ジャックスはもともと信販のクレジットカード会社であり、クレジットカード審査は得意ですが、カードローン審査のノウハウはそれほどある訳ではなく、スコアリングシステムもありません。

そのため、ジャックスの返済余力審査は甘く、慎重で時間がかかるため、「エクセレント」の仮審査時間も長くなっていると考えられます。

もともとカードローン審査の返済能力測定についての技術は高くないため、かなりの部分で百五銀行の優良顧客としての審査に依存している面があるのです。

いずれにしても、百五銀行の口座に給与の振り込みがあり、預金状況も把握できるため、審査そのものに時間はかかるものの、かなり甘くなっていると言えます。

ジャックスの審査は厳しい?

従って、ジャックスの保証審査は、時間がかかるだけに、申込んだ方から見た場合には、厳しく審査されていると感じられます。

ただ、実際には百五銀行の優良顧客だけに審査自体は甘くなっているのです。

貸金業法の貸せない対象への融資はない?

百五銀行のカードローン審査は、「DREAM」も「エクセレント」も貸金業法の融資対象者よりも年齢面は厳しく、一定以上の収入のない場合には対象に入りません。

また、低収入を対象から外し、融資限度額も500万円までとなっているため、総量規制を越えた融資をできないようになっており、それ故に子会社の保証会社は作っていないのです。

従って、貸金業法の貸せない対象への融資はないと言えます。

まとめ

百五銀行が発行していますカードローン「百五マイカード DREAM」と「百五マイカード エクセレント」のご紹介とその審査についてご説明しました。

百五銀行は三重県では老舗地方銀行ですが、バブル以降の銀行業の不振から抜け出すことができず、カードローンの発行を行うようになっています。

「DREAM」は自行に口座がなくても申込むことのできるカードローンで、「エクセレント」は自行に口座を持つ優良顧客が対象になって融資条件も恵まれています。
地域的にも自行の支店のエリア内に限定しており、地域密着したカードローンと言えます。

但し、カードローン審査はノウハウがなく、保証会社に依存しており、審査時間もかかるため、即日キャッシングもできません。
ただ、金融面の信用情報については厳しくなっており、他行、他社での返済遅れは致命的です。

地方銀行では珍しく、貸金業法の枠内でのカードローンになっており、そこに百五銀行の老舗地方銀行としてのプライドが伺えます。